年上王子様とのアリエナイ××②
「それでね、理恵ちゃんと祐くんうまくいったんだ」
「それはよかったな」
「もう!本当にそう思ってる?」
「もちろん、奥さんの友達だからね」
久しぶりのふたりっきりの時間。
ご飯とお風呂をすませたあたし達は久しぶりに一緒の部屋
しかも同じベッドで寝ることにした。
手を繋ぐのも
距離を縮めて話すのも久しぶりで
ドキドキしっぱなし。
その心臓の音が聞こえないようにいつもよりお喋りになってる。
「でもよかった、無事に解決して」
翔さんがまっすぐあたしを見ながら優しく言ってくれる。
「うん、もう祐くんにはびっくりしたけどね」
「それなら俺だってそうだよ?」
「え?」
「好きな人の前ではいつだってどうしたらいいのか分からなくなる」
「嘘だよ。だっていつも余裕たっぷりなくせに」