年上王子様とのアリエナイ××②
理恵ちゃんと祐くんは当然の事ながらうまくいったんだ。
次の日謝罪とともに理恵ちゃんがそう伝えてくれた。
正直に言うと仲直りをしたわけじゃない。
理恵ちゃんもあたしも、この前の喧嘩で距離が出来てるのも分かる。
でもいつかきっとまた笑い合える日が来ると思うんだ。
だってあたし達は親友なんだから。
「それにしても・・あいつに手助けしてもらったなんてな」
翔さんが怒った顔であたしの頬をつねる。
「いひゃい」
「君はどれだけ自分が可愛いか、分かってないんだ」
「そ、そんなこと」
「ないって言い切れる?」
「でもね中村さん、あたしのこと何とも思ってないって」
「・・え?」
あたしの言葉に驚く翔さん。
「驚くでしょ?あたしも驚いたけど、でも中村さん言ってたの。
人は簡単には人を好きにならないって。確証ももてなかったけど。
なんとなく聞いてみたんだ。そしたらどうやらそうみたいで」
「ほかには?なんて言ってた?」
「後はあたし達夫婦を観察するって」
「そうか」