ハッピー・クルージング~海でみつけた、愛のかけら~
子ども達に引っ張られるようにして連れていかれたのは、小さめの体育館のような場所。
「おにごっこしよう!!
ふやしおにで、コウにいちゃんがおにだよ〜」
「もう決まってるのかっ!?
よし、じゃあいくぞ。
1、2、3、4、5……」
子ども達が一斉に体育館を走り回る。
後を追うコウさんは、手加減しながらも次々と鬼を増やしていく。
まるで、子どもみたいに夢中になっているのが可愛い。
「これで全員鬼になったぞ」
ちょっと勝ち誇ったように、みんなに宣言した後。
「次は何する?」
リクエストを募集したら、女の子がこう言った。
「いつものうた、うたおうよ。
コウにいちゃんは、ばんそうね」