ハッピー・クルージング~海でみつけた、愛のかけら~
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航海が終わり、私は電車で先に帰って、コウさんが到着するのを待っていた。
その間に、お掃除をしながら夕食の準備。
……とは言っても、遅い時間だから、途中のコンビニで買った間に合わせの食材ばかりだけれど。
インターホンが鳴る。
ロックを解除して、コウさんがドアを開けるのを待つ、この瞬間が好き。
「ただいま」
「お帰りなさい。
お疲れさま……」
最後まで言い終わらないうちに、引き寄せられて、腕の中に閉じ込められる。
「まずは、裕香だな」
「はい?」
何だろう?
「ご飯にする?
お風呂にする?
それとも私?
……の答えだよ」