氷雪花Ⅱ
「じゃあね、また今度ね」

「えぇ、またあえる日を楽しみにしてるわ」


直会うことになるけど


・・・綺羅


待っていなさいよね


復讐の達成まで・・・、あと少し


フフッ


どうせなら、感情がなくなってたら良かったのに・・・


感情的になっちゃう・・・


「そうだな

・・・運命はどう導くかな・・・

・・・俺達を」


「運命は残酷

そして、決まっている

それは、抗えないそれもまた、運命なのよ」


「フッ・・・

そうだな」


藍兎は一瞬儚げに笑った


まるで、これから起きることが解るかのように・・・



シュンッ

藍兎は一瞬にして消えた


「また・・・か」


白愛は独り、孤独を噛み締めていた


白愛がどんな存在だろうと受け入れる奴等を思って・・・




「残酷な運命」



白愛の大嫌いな言葉



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