恋人以上、恋人未満。
着替えて戻ると、湯気を立ててるうまそうな和食。
「ジャジャーン!理沙ちゃん手作りご飯だよ!」
かわいく笑って俺の向かいに座る理沙。
「理沙が作ったの?全部?」
「もっちろん!こう見えて料理できるんだよ」
「じゃあ何で自分の飯はカップ麺なんだよ...」
「めんどくさいもん」
ったく...付き合ってたころと変わらない理沙に笑みがこぼれる。
「やべ...マジうめぇ!俺和食って家柄もあってあんま食えねーんだよ。マジ最高!理沙、サンキューな」
「喜んでくれてよかった。最近帰り遅いみたいだし食べてないかもと思ってさ」
「またいろいろ大変だったんだよ。ありがとな」
理沙の優しさにほんとに感謝。
明日は11時にSAKAIグループ....。
ゆっくり寝れるな!学校休もう。
「翔太、お湯たまったよ。」
風呂まで沸かしてくれてたのか?!
こいつ絶対いい嫁になる!