特別機関『GQ』!!
心はそれを開き、私達にも内容がわかるよう、音読し始める。


「『明日夕方六時に県立博物館の“雨の涙”をいただきに参ります。』


だってさ。」


「“雨の涙”…?」

弥生がそう呟くと刑事の人が説明を始めた。


「県立博物館に飾られてる、十五世紀イギリスの女王がつけていたブローチです。


中心にはダイヤモンド、回りにはサファイア、パール等が散りばめられていて相当の代物ですね。」


「へぇ……あっ!!」

瑠都が小さく声を上げて、パトカーの窓を開ける。


手を外に出すと、そこには小鳥が止まった。


『ピーピーチュチュ』


「はっ!?もう!?

わかった、ありがとな!!」

瑠都は小鳥を飛ばせた。


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