特別機関『GQ』!!

「ふぅん……」

男は立ち上がり、絨毯の上に降り立った。


その顔には天狗のお面…


男はお面を外した。


「俺はニキ。

……四人中二人が負傷か…

お前、エンティに酸かけられたのか。あいつも悪趣味だなぁ…

…お前は重症だな。カーサのライオンか?」


ニキは弥生と瑠都を冷静に観察した。


「おっと、脱線したな。GQ、よくここまで来た。

俺とお前達の中の一人が戦うのはこれまでと同じだ。

ただ、お前達が勝ってもカードキーは無い。

この通路をまっすぐ行けば一つの扉がある。そこに行けばいいんだ。」


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