特別機関『GQ』!!
「…これで…もう大丈…ぶ」
「ことは…ことは‼」
ことはの応答がない。
「何で…?」
黒煙から抜けるとシュンの姿があった。
しかし…
「消えた…」
シュンの姿は消えた。
《床に足はついてないはずなのに…》
そんなことを考えているとそろそろ地上だった。
「ああっもうっ」
私は考える時間を与えられないまま一回転をする。
ダァン…‼
「じゅ、純君…」
「総監、急にことはが意識不明になりました。至急病院に搬送してください。」
「あ、ああわかった。
おい‼誰か大至急救急車を呼べ‼一刻を争う‼」
大人達が走りまわる。
「ことは…‼」
いくら声をかけてもことはの目は開かない。