特別機関『GQ』!!
「ことは…‼」
私はベッドに駆け寄った。
酸素マスクをしていて眠っているのか、ことはは何も言わない。
「…その子は、植物状態になってしまっているんだ。」
「………え…?植物…状態って…」
「いつ目覚めるかわからない。このまま一生目覚めないかもしれない。」
「どうして…そんな…」
私は寝ていることはに目を向けた。
顔色は良くて…今にも目覚めそうなこのことはが…一生…このまま…?
「純君、君に聞きたいことがある。
BDのトップ…Kは、誰だ?」
「え…」
私は後ろに立っている総監を見た。
「心君達に聞いても一向に答えようとしないんだ。報告は君がするべきだと、私達じゃ判断できないと言っている。」
総監の後ろに立っている心達は足元を見ている。
《……ああ、そっか…》
私は理解した。
《これは心達の優しさだ…
ことははKで…でも同時に私の親友だからだ…
私がKがことはだという事実を報告したくないかもしれないって考えてくれたんだ…》
だから、私に報告をさせてくれるんだ。
「…純君?」
「あ、すみません総監。…ご報告します。」
心達が顔を上げた。