特別機関『GQ』!!
「Kは…この飯出ことはです…」
「純…‼いいの…?」
「ありがとう、心。気遣ってくれて。
でも、ことはは罪を償うことを、望んでいた。それを私は応援したいんだ。だから…」
「そう…」
「総監、他にもご報告したいことがあります。」
「わかった。そこのソファーに座ろう。」
私達は部屋の窓際にあったソファーに腰をかけた。
「それで…何だね?」
「はい。ことはは…Kは能力者でした。言霊を操る能力です。
彼女は、お腹を撃たれました。が、『血が止まる』と言って指を鳴らした途端、出血が止まったんです。
この能力は…厄介です。」
「…もしかしてその能力、瑠都君に使わなかったか?」
私はKの部屋で、ことはが腕の出血を止めたのを思い出した。
「確かに使ってました‼」
「そうか…。
彼女の能力は素晴らしいものだが…リスクが高いというのは本当だったか…」
「それは誰から聞いたんですか?」
心が尋ねる。
「今取り調べをしている…ニキと名乗る男からだ。」
「ニキ…」
「彼から、Kは言霊の能力者だと聞いていた。そしてそれは、身を滅ぼす能力だと…」