特別機関『GQ』!!
「K様はどこですか?」
「………」
《よかった…居場所は突き止められてない。》
私が黙っていると、シュンは引き金に力を込めた。
「答えてください。私はあまり気が長くはないんでね…」
「Kは…ことはは捕まったわ。
ていうか、何でことはにこだわるのかしらね。いざという時に、友達も撃てないような子は必要ないんじゃないの?」
「保証が欲しいんですよ。絶対的な、失敗しないという保証がね。
それには何も代えられません。」
「…嫌な奴。」
「ははっ‼
私はねぇ、この世の常識を破りたいんですよ。でもその過程で捕まってしまえばすべて水の泡…。
ああ、そうだ。あなたも加わりますか?この話に…」
「は…?」
「あなたには勇気がありそうですね。
友達を撃つ…という勇気が。」
「そんな勇気…いらないわ…‼くれるっていっても願い下げよ‼」