特別機関『GQ』!!
「そうですか。」
シュンはにこりと笑っておもむろに発砲した。
「あぶなっ‼」
私はなんとか銃弾をよける。
「ああ、避けられてよかった。
ここで死んでもらってもよかったんですが、それじゃあつまらないですもんね。」
「何を…」
「また会えるのを楽しみにしていますよ。
確かな保証のためには、どうしてもあなたと対峙しなくてはいけないみたいなんでね。」
「あら、おあずけ?
もっとゆっくりしていったら?
刑務所の中ででも…‼」
私はシュンの元に跳んだ。
「お断りします。」
シュンはそう言って消えてしまった。
「………残念。」
公園内では木々を揺らす音しかしなかった。