特別機関『GQ』!!
私がそう言うと


「私が勝手に心を覗いて校長がカツラだって知ってそれを流したのがバレた…!?」


「俺が勝手に鳥やら猫やら犬やらを校長室に入れて、プチ動物園にしたのがバレた!?」


「私がわざと強風を起こして、校長がカツラを必死に押さえてる姿を見て楽しんでたのがバレた!?」

と、口々に心当たりを言い出した。



「皆…何してるの?」

ことはは笑いながら私達に早く行くようドアを開けて促した。



仕方なく、全員で校長室へと向かう。


一階に降りて職員室の前を通りすぎ、少し行くと、木でできた重圧感のある扉が現れた。


「……ふぅ〜…」

深呼吸してからノックして部屋に入った。


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