特別機関『GQ』!!
寮に帰り、自分の部屋に戻った。


部屋着に着替えると、扉がノックされた。


「純ちゃん?帰ってきてる?」


ことはだ。

「うん!!入っていいよー」

私がそう言うと、ことははゆっくり扉を開けて、満面の笑みで入ってきた。


「おかえりっ!!

お仕事うまくいった?」


「うん!!けど、BDの奴が…」


「BDがどうかしたの?」


「BDの幹部の一人が私達の仕事風景をずっと見てたみたいで…

能力ばれちゃった。」


私は小さな冷蔵庫の前にしゃがむ。

「ことは、何か飲む?」


「ううん、大丈夫。そろそろ夕食だし…

それにしても…能力ばれちゃって平気なの?」


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