特別機関『GQ』!!
「あ〜…ことはちゃんダメだよ言ったら。

純のことだから逃げ出す計画たてるよ?」


トレーに夕食を乗せた心と弥生が隣に座った。


「なっ!!そんなこと…!!」


「あるんでしょ?」

弥生がいただきますの格好をしながら私を冷たい目で見た。


《……反論できない。》


「ほーら、反論できないでしょ。

やっぱり逃げ出そうとしてたんだ。」

心が意地悪く笑った。


「人の心を読まないで!!」


「声大きい!!」

心がすかさず私の頭を叩く。


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