特別機関『GQ』!!
「あのね…私達はGQだってことはもちろん、特殊な能力があるってことも知られちゃいけないんだから」


心が小さい声で注意する。


「………ごめん」

私が謝ると


「純ちゃんがそんなだったら、明日バレてもおかしくないよね!!」

ことはが無邪気に笑いながら指を鳴らした。


「うっ!!」


「一応リーダーなのにね!!」


グサッ


ことはが敵に見えてきた…


「本当よ。あんた一応リーダーなんだからしっかりして。」


「………すみません…」

ゆっくり、煮物を口に運んだ。


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