特別機関『GQ』!!

「何で!?」


瑠都は集まってきた犬の頭を撫でた。


「良い子だ…」

瑠都がそう呟くと犬達は一斉に尻尾を振った。


「…そうか!!

あなた、動物にとって気持ちいい声を出せるのね…」


「そうだ。

物心ついた時には既に…な。」


「え。聞いてないよ!!」

私がそう言うと瑠都は


「別に言う必要ないかなって思ったから。

それにクソジジイは知ってるし。」


と言った。


「人間にとって気持ちいい声があるように、動物にとっても気持ちいい声がある。


その声でしかられたらどうだ?

…嫌なんだよ。人間も動物もそんな声に怒られるのは避けたいんだ。」


「だからって…」

カーサが戸惑っている。


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