氷の壁 -あなたとの距離- 【中編】
そうだ、わたしは勝手に友達だって思ってたけど・・・


彼女にとってはわたしって、ただの迷惑な人なのかもしれない!


現に、わたしとの距離100mって言われてるし・・・



「ご、ごめん!」

「へぇ?」

「勝手に友達って言ってごめん!」

「・・・別に、嫌って言ってないじゃない」



そうだよね、嫌だよね・・・。


・・・って、んんっ!?



「え、嫌、じゃない・・・?」

「そうよ。・・・むしろ・・・」

「えっ・・・!」

「~~~なんでもないわ!」



そう言ってそっぽを向いてしまった。
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