いちごっぽいど☆
「へー…お前、料理上手いんだなぁ…」
恭介はテーブルを見て感心した。
『貴様だって、わらわの事お前と呼ぶではないか』
いちごは顔を覗きこむ。
黒髪に青い瞳…
整った容姿…
何て可愛いんだろう…
『…ッ!?何をするのじゃ!』
「…へ?」
気付くと恭介はいちごを抱き締めていた。
「うわぁ…あははは!ごめん、ごめん。間違え…」
ドッ…
何か顔の横を通り過ぎた。
振り向くと壁にささる…日本刀…??
日本刀!?
「…ぉ前…殺す気か!」
いちごは睨みながら
『殺すつもりじゃ。わらわの体に何をした…』
いちごが迫ってくる。
「…は…?何もしてねぇよ!」
『うるさい!』
では何故こんなに体が熱いのじゃ…
「まてまて!話せば分かる!」
『…ん答無用』
「ぎゃぁぁあああ!」
その日の恭介は…
学校を無断欠席となった…