いちごっぽいど☆


まったく…
こんなんじゃ彼女ができる前に殺されちまうよ…


『さっきは貴様がわるい。』


「ははは…いちごさん、半分半分あなたが悪いと思うよ。」


『わらわは絶対じゃ!!』


「はは、絶対ねぇ…」


『恭介も納得か??』


「いやいや、
納得してるわけじゃ…」


『わらわは絶対だからな、
相手が間違っているとしたら…』


「したら…??」







『斬る』






「…は…??」


今なんつった??




『わらわを邪魔するものは
この残酷丸で斬る』





「…は!?」



『そー言うと不思議と
わらわの天下になるのじゃ』




「それ、脅迫じゃねーか!!
しかも刀の名前!!!
なんだよ、残酷丸って!!
中2かお前は!!!」



『ちゅうに??
わらわは宙に浮かぬぞ』



「馬鹿かお前は!!?
普通浮かねー…よ??」


『馬鹿は貴様じゃ…』

首元をみると…
日本と…じゃなくて
残酷丸が…


「あの…いちごさん…??」


『馬鹿と言ったな…今…
訂正しろ…』



やばい…
早く訂正しなきゃ…
殺られる━━━━━…


「はい、訂正しま…」


『わらわは旧型だから浮かぬが
新型は浮くぞ』



「訂正そこかよ!?」



やはり、
このこは馬鹿なんじゃないかと

訂正をさらに訂正したい

そう感じる1日だった。
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