月光狂想曲Ⅱ‐悪魔の花嫁‐
「え…!?
なんで私の寝室に…、え、それになんで幼くなって…!?」
『なかなか起きないから起こすため。
子供なのは、シルフィアの上、大人の俺がのったら重いでしょ?
それだけの理由。』
けろっと当たり前のことのように大人の姿に戻ったグレネディアが述べる
『でも、やっぱ襲いやすいのはこっち。
ねぇ、出かけないで襲っていい?』
覆いかぶさるように近づいてきたグレネディアを私はなんとか押しのけ、ドアの前にたつ
「でっ…出かける!
急いで準備するからでっ…でてって!」
暴れる心臓をなんとか落ち着かせて、私はグレネディアにいった
『ふふ…、りょーかい。
じゃあ外で待ってる。』