月光狂想曲Ⅱ‐悪魔の花嫁‐



「す、すいません。
突然声が聞こえたものですから…、びっビックリしちゃって。」


そうしてゆっくりと眼鏡をかけて、改めて顔を見合わせる


「あ…………。」


途端、男の子の顔がみるみる驚きに染まる


「え?」


「あぁああ!!!!???」

「えぇっ!???」


『どうしたの?』

「わっ、わかんない。」


突然顔を真っ赤に染めて叫びだしたので、私もビックリしてしまう


「シ…シルフィアちゃん!」


「え!?」

彼、私の名前をなんで??



「お、覚えてない!?
僕だよ、僕。
前、小さいころお城でよく遊んだ…!!」

「ん…、あ………あぁ!!
アランちゃん!?」

「そ、そうだよぉお!
よかったぁ、覚えてくれてて。
え…、アランちゃん…?」


「えぇ!!!??
アランちゃんって女の子じゃなかったの!!??」

「えぇえ!!!????」






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