月光狂想曲Ⅱ‐悪魔の花嫁‐
『クリスマス、やってもいいよ
ただし俺も参加。』
『どさくさに紛れて何参加しようとしてんねん!??』
『なら報告。』
『はい、すいません。』
早っ!!
仁の切替が早くて思わず笑いそうになる
『あー、シルフィアちゃん何笑ってんねん。』
「あ、ごっゴメ…。」
『あんま笑っとると、お仕置きするで。』
仁が真面目な表情で近づく
「えっ…え?」
私が驚いていると、不意に仁の姿が消える
『痛っ…!!?』っという叫び声が左から聞こえてくる
いつの間に移動したのか、砂埃が舞う中仁が倒れていた
ウァルドとグレネディア、二人の足に下敷きにされて
『近づくな、例え仁でも殺す。』
『シルフィアに触れたら成敗…やで。』
グレネディアが仁の真似をして言う