魔法の言葉
理衣沙side

点滴が終わる頃
私は目が覚めた。

今日のこと、きっと
怒られるんだろうな…

と思うと不安で
しかたなかった。


自業自得なのに

先生に怒られたくない
自分がいて
先生を怒らせたくない
自分がいた。


最初から面倒くさい奴と思われていたのに、

いざ本当に嫌われたと
思うとすごく落ち込んでしまった。

自分の存在価値を否定されるのは慣れているはず、

これもいつものこと…


そうやっていつも
自分を守ってきたのだ。


私は1人でも
大丈夫。
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