魔法の言葉
「ごめんなさい。もう、仕事行って大丈夫。」

「もう仕事は終わらせたからそんな心配しなくて大丈夫だよ。

それに、こんな状態のりいを放っておけないし。

まだ話したいことがあるんだ。」

そう言う先生はさっきから少し寂しそうな顔してる。
きっとあたしが話しを拒否すると思ったのかな。


先生には、そんな顔似合わないよ。

って、そんな顔させてるのあたしじゃん。


さすがに、拒否はしないけどあんまり
話したくないな。

「今、やだな〜って思ったでしょ?」

「えっ?」

「顔に書いてあるよ。

それに俺には何でも言うって約束でしょ。」

「うん…。」

「まあ軽い問診だと思ってるからくれればいいよ。」

「はい。」


< 31 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop