楽園の炎
「朱夏様、まだですって。先にこれを外して・・・・・・。落ち着いてくださいよ」
アルも慌てて、朱夏から衣を取り上げる。
衣装係が、手早く下着を取り去っている間に、セドナが扉のほうに行って、夕星の対応をした。
とりあえずアルが寝室の扉を閉め、セドナは夕星を居間に通す。
ようやく朱夏は、元の格好に戻り、ふらふらと居間に出て行った。
「ああ・・・・・・疲れた」
「何だ、ドレスが来たんだろ?」
「うん。着てみたの」
「それだけで、そんなに疲れたのか?」
こくんと頷く朱夏に、夕星は呆れたような顔になった。
「ちょっと着てみただけでそんなに疲れて、どうするんだよ。式は一日がかりだぜ」
ひく、と朱夏の顔が引き攣る。
だが考えてみれば、当然なのだ。
何せ、皇家の結婚式なのだから。
夕星は座ったまま、ひょいと身を乗り出して、寝室のほうを覗いた。
「ふ~ん、あれがドレスか。見たかったな。・・・・・・いや、当日まで楽しみに取っておいたほうが良いか」
トルソーにかかったドレスを眺め、にやにや笑う。
アルも慌てて、朱夏から衣を取り上げる。
衣装係が、手早く下着を取り去っている間に、セドナが扉のほうに行って、夕星の対応をした。
とりあえずアルが寝室の扉を閉め、セドナは夕星を居間に通す。
ようやく朱夏は、元の格好に戻り、ふらふらと居間に出て行った。
「ああ・・・・・・疲れた」
「何だ、ドレスが来たんだろ?」
「うん。着てみたの」
「それだけで、そんなに疲れたのか?」
こくんと頷く朱夏に、夕星は呆れたような顔になった。
「ちょっと着てみただけでそんなに疲れて、どうするんだよ。式は一日がかりだぜ」
ひく、と朱夏の顔が引き攣る。
だが考えてみれば、当然なのだ。
何せ、皇家の結婚式なのだから。
夕星は座ったまま、ひょいと身を乗り出して、寝室のほうを覗いた。
「ふ~ん、あれがドレスか。見たかったな。・・・・・・いや、当日まで楽しみに取っておいたほうが良いか」
トルソーにかかったドレスを眺め、にやにや笑う。