恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「当麻様が……」

キララちゃん、さっきの当麻くんの言葉にショックを受けたのか、黙りこんでる。

だよねぇ、いくらなんでもあんな言い方はナイよね。

キララちゃんに話しかけようとしたら……。




「当麻様、私の心配してくれたんだ。知らせてもらわなかったら、オーナーに殴られてたよね。

……優しいな」

ちがーうっ!!

月ちゃんを見ると、完全に呆れた顔をしてる。

「さや、ダメだね。剣豪の妹……頭イカれてるよ。

小さい頃、よく頭打ってたっていうしぃ」

月ちゃんが小声で言ってくる。

「ちょっと、そこのオバサン!」
へっ?

キララちゃんの目は、完全に月ちゃんの方を向いている。



「オバサン~っ!?」

「そーよ。私より2つも上なんだから」

そしたら、月ちゃんは怒るどころか、ニヤニヤ。

「じゃ、キララの好きな絹川当麻は、オジサンなんだ?」

あ、そうきた!?

キララちゃんもハッとした表情になる。


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