恋するキャンディ3私だけの甘々不良彼氏
「今日は、そーじ当番でした」

ニコニコしてそう言う悠馬くん。

掃除を他人に任せてサッサと帰るタイプの子に見えるよ?

偏見かもしれないけど……。




「掃除って……お前でも、んなモンやるんだな? へぇ、見直したな」

ホラ、当麻くんだってそう言ってる。

「ふたり共、オレ待っててくれたとか?」

まさか。

わざと視線を合わさないようにしてたのに、わざわざ悠馬くんの方から

私の視界に入ってきた。




「オレがいつもの時間に現れないから……当麻先輩を引き止めてくれてたんですか?

やーっぱ優しいな、さやさんは」

うわ……ウソっぽーい!

悠馬くん、ニヤリと意味あり気に笑って

首をかわいく傾げる。





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