Hello my sheep
◆◇
「なぁ、あれから大丈夫だった?帰り遅くなったりとかしなかったか?」
次の日の学校で、そう声をかけてくれたのは伊勢谷君。
黒色と言うには少し柔らかい色合いの髪を自然に落ち着かせていて、背は醍君ほど大きいわけじゃないけど、多分高い方。
まだ少し幼いようなやんちゃそうな瞳だけど、意志の強そうな眉と合わさったら不思議と何処か穏やかそうな、面倒見の良さそうな印象を受けた。
保健室に来た時も、直接的な原因の宇木君を引っ張ってきて頭を下げさせて、むしろ半分状況が掴み切れなくてオロオロ気味だった宇木君よりも謝っていたかもしれないくらい心配してくれていた。
良い人なんだなぁって、なんだか嬉しくなった。
「下校の頃に丁度醍君が起きてくれたから、全然遅くならなかったよ~」
「ならよかったけど…醍もほんとに怪我とかなかったのか?」
伊勢谷君と宇木君も醍君と小学校が一緒だったから、すごく親しいってわけじゃないけど醍君の事は知ってて、やっぱりあんな風に醍君が寝込んじゃったのは見たことないって、保健室で聞いた。
「多分、なかったんじゃないかなぁ~?起きたらそのまま帰っちゃったから確かではないんだけどー…」
「そか、ほんとごめんな。ヤスにもちゃんとまた謝らせるから」
宇木君は宇木保久(ウキ ヤスヒサ)というらしい。
「もぉいいよぉー」
私が笑うと伊勢谷君は「いやでも」と言ってあんまり納得いってないみたい。
「それじゃあ宇木君と一緒に私と仲良くなろう?最初のHR逃しちゃったから出ばなもくじかれちゃったし、皆の前で自己紹介とかできなかったから~…」
私の提案に伊勢谷君は口を閉じないままびっくりしたみたいにこっちを見てるから、とりあえず笑っておいた。
「折角できた縁だもぉん。大事にしましょ~?」
「そ、かな。うん、そうかもなっ」
そしたらやっと伊勢谷君も、照れたように笑ってくれたから、また少し嬉しくなった。
「なぁ、あれから大丈夫だった?帰り遅くなったりとかしなかったか?」
次の日の学校で、そう声をかけてくれたのは伊勢谷君。
黒色と言うには少し柔らかい色合いの髪を自然に落ち着かせていて、背は醍君ほど大きいわけじゃないけど、多分高い方。
まだ少し幼いようなやんちゃそうな瞳だけど、意志の強そうな眉と合わさったら不思議と何処か穏やかそうな、面倒見の良さそうな印象を受けた。
保健室に来た時も、直接的な原因の宇木君を引っ張ってきて頭を下げさせて、むしろ半分状況が掴み切れなくてオロオロ気味だった宇木君よりも謝っていたかもしれないくらい心配してくれていた。
良い人なんだなぁって、なんだか嬉しくなった。
「下校の頃に丁度醍君が起きてくれたから、全然遅くならなかったよ~」
「ならよかったけど…醍もほんとに怪我とかなかったのか?」
伊勢谷君と宇木君も醍君と小学校が一緒だったから、すごく親しいってわけじゃないけど醍君の事は知ってて、やっぱりあんな風に醍君が寝込んじゃったのは見たことないって、保健室で聞いた。
「多分、なかったんじゃないかなぁ~?起きたらそのまま帰っちゃったから確かではないんだけどー…」
「そか、ほんとごめんな。ヤスにもちゃんとまた謝らせるから」
宇木君は宇木保久(ウキ ヤスヒサ)というらしい。
「もぉいいよぉー」
私が笑うと伊勢谷君は「いやでも」と言ってあんまり納得いってないみたい。
「それじゃあ宇木君と一緒に私と仲良くなろう?最初のHR逃しちゃったから出ばなもくじかれちゃったし、皆の前で自己紹介とかできなかったから~…」
私の提案に伊勢谷君は口を閉じないままびっくりしたみたいにこっちを見てるから、とりあえず笑っておいた。
「折角できた縁だもぉん。大事にしましょ~?」
「そ、かな。うん、そうかもなっ」
そしたらやっと伊勢谷君も、照れたように笑ってくれたから、また少し嬉しくなった。