未熟な天使 *恋と心理学と彼とわたし*
ん~、じゃあもうちょっと減らして。



「それじゃあ…こことここが終わったら、どこか出かける?」


寝ころんでる隣に座って、背中を向けてる葵の顔を覗きこむ。



「ね! そうしない?」


「………」



もうっ 手がかかるんだからー。


学校では、穏やかでクールで口数の少ない王子様のこんな姿。


誰が想像するだろうか?


こんなとこを知ってるのもカノジョの特権ってヤツかな。



「葵ー?」


隣に寝そべって背中にピッタリ寄り添う。

ついでに後ろから手もまわしてみちゃお。



……反応がないので、足も刺激してみた。


葵の長い足に、ミニスカートから出るあたしの足が絡み合う。



「葵く~ん?」


「………」

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