ただ君だけを。
ホテルから5,6分程歩いたところにある川。





かなり透明で、岸にいる俺からも魚がいるのが分かる。






「あ、この魚捕まえられるかもー!」




にっとはにかんで、音を立てないようにどんどん奥へ行く。




けれどそこは、手前と違って底が全く見えなくなっている。





ということは、急に深くなっているのか?




嫌な予感がする。




すぐさま立ち上がって声を上げた。




「ちょ・・・!それ以上行ったらあぶな・・・」



「きゃあぁぁぁっ!」






俺が言い終わる前に、陽歌は悲鳴をあげる。








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