ただ君だけを。
「は、るかっ!」




「な・・・つ・・・」






慌てて川の中に入るが、そこは思ってたよりも深くて冷たい。






もちろん足なんて付くわけなくて。






「だれかっ!」




陽歌を抱きかかえて、叫ぶ。





けれど、辺りには誰かがいる気配もないし、ホテルも遠い。






「くそっ!」




気を失ってしまった陽歌を必死で抱き締める。





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