ただ君だけを。



陽歌side




「ん・・・」






そっと瞼を開けて、体を起こす。





「起きた?」






聞き慣れた声に後ろを振り返れば、夏輝の姿が。





「大丈夫?」




上半身裸の夏輝が私の方へ歩いてきて、そっと隣に腰を下ろす。







「わ、私・・・川に落ちたんだよね?ここどこ?今何時?」




周りの静かさと暗さに、ブルッと身震いする。







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