SPIRAL

「留莉ー…、大丈夫だからね、ゆーっくり深呼吸して…」


私は言われた通りに
ゆっくり深呼吸をした。


南は私を落ち着かせることができる。
だから中学の時も
こうやってくれた。


「ありがとう…」

「気にすんなって」


やっぱり南は
私にはとても必要な人だ…。







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