夜獣-Stairway to the clown-
これが学生生活最後の出来事であった。

夜の獣はどこに潜んでいるか分からない。

それが自分の近くにいただけの話だ。

平和など約束されることのない偽りの世界であると、僕は思い知った。

これから先、僕はどうなるのだろうか。

何も考えたくはないし終わりたい。

今は眠ろう。

それが自分に出来る最良の選択だ。
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