Frist time
次の日の朝早く、俺は一人学校の体育館にいた。
昨日まで休んでいた分、しっかりと取り戻さなくてはいけないからな。
固くなっていた体がやっと動き出してきた時、体育館の扉が開いた。
「ちわーす!!
…ってあれ?翔?」
やって来たのは亮だった。
やっぱり亮は努力家なだけあって、いつも来るのが早い。
残念ながら、今日は二番目だけどな。
「おー!
ちょうどいいところに来たじゃねぇか。
久しぶりに1on1やろーぜ!」
「おっ、いいな!
お前が休んでた間にスペシャルになった亮様を見せてやろう!」
ぶっ…なんだそれ。
でも、やっぱりこうじゃなくっちゃな。
亮と激しくぶつかり合いながら思った。
“俺は真っ直ぐにいくしかない”って。
どんな結果が待っていても、やってやろーじゃん。
俺は亮を巧みなドリブルでかわし、シュートを決めた。