執事と共に日常を。
「朝じゃなくても、来ているのか」

「保護者の目を盗むタイミングを計らないといけないから」


と、恵理夜は、春樹の姿を思い出し、いたずらっぽい目で言った。


「その、制服」


ユウヤに指差され、恵理夜はコートの前を閉め忘れていたことに気づく。


「この制服、当然知ってるわよね。先生」


その言葉に、青年は苦そうな表情を隠さない。
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