君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



バンドの練習の合間に、大嶋が俺を呼ぶ。


「木田さん達、新曲がそろそろできそうだってよ」

「マジか、はえーな」


「年越しライブに間に合うか、どうかって唸ってた」

「練習もあるって、忘れてねぇか」


確かに、と笑って、

「それでも、俺らはいけるだろ、、明日出来れば徹夜してでも間に合わせる」

と、自信満々に言った。


「何曲ならいける?」


「限界3曲」

「小林さん!」

いつの間にか俺らは全員の話し合いになっていたみたいだ。


ならば、話は早い。

俺から1つ、提案してみようか…───



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