君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて
「この、ドラムの置物は?」
…いけね、口に出しちまった。
「あぁ、これは、スタッフの子が持参してくれたんですよ~!なかなかセンスありますよね~」
もしかして、、、これは。
「あ!いたいた!」
周りを見渡し、正樹達を探していた大嶋が、声をあげた。
「あぁ、大槻の友達だったんですね~!では、ごゆっくり~」
…大槻、か。
そんな俺も見つけた。
俺達が向かう席の反対側で、お客さんに注文をとる…明ちゃんの後ろ姿を。