君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



「あ!ミチさん、どうもっす!」

「正樹くんもまだまだねぇ」


「はぃ?」

「まぁ、わからないの?しょうがないなぁ、今日は特別大サービスで、明ちゃんを上がらせてあげるから、よく考えな」

…ちょっと待っててね。

そう言って、店長さんは店の奥に入って行った。


「なるほどねぇ」

大嶋が頷く。

「要は、あれだよ、正樹の彼女だけでしょ?今、ここにいる女子」


「「あ」」


店長さんも、大嶋も、いい彼氏になりそうだな。

俺みたいな、自己中と付き合うよりか、ずっと良さそうだ。



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