君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



明ちゃんは、ぽつり、ぽつりと話し始めた。


「屋上に、呼ばれて…」

───…うん。

「言いたいこと、言ってやったんです…」

───…うん。

「そしたらあいつ、急にあたしとヤりたかったとか言い出して…」

───…うん?

「嫌がってんのに、聞かないで…」

───…うん??

「あたし、フェンスに押さえつけられて…」

───…うん?!


そこから先は、俺には単語しか聞き取れなかった。

「制服」「無理やり」「胸」「演技」「膝げり」、、、



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