君の胸に鳴る音を、澄んだ冬空に響かせて



その後、我慢ならなくなって明ちゃんに電話をかけてしまったのは、ご存知の通り。

うまいこと、本音を言わされてしまったのも、ご存知の通り。

でも、俺に会いたいと言ってくれたから、収穫あり、ってことで喜ぶことにする。


明日からの約束をとりつけて、俺は一度シャワーを浴びた。

頭を冷やすために。

とはいえこの寒い中、冷水なんて浴びたら風邪をひくから、もちろんぬるま湯。

頭から大量の湯を浴びて、ガシャガシャと髪を手櫛して、いくらかすっきりしたところで、俺はまた支度をした。

今日は何やら忙しい。



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