SIGHT
「傷はなかなか癒えないと思うが、どんな事でもいい。何か思い出せたら私の携帯に連絡を入れてほしい。」


手渡された紙切れには殴り書きで書かれた携帯電話の番号が記されてある。


「すまなかったな。」
そう言い残して男は家を出た。



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