オフィスの甘い罠
「………絶対見つけるぜ、梓。

このままオレの前から
消えるなんて、許さねー
からな――」



空いたペンホルダーに
かすかな希望があることを
確信して、柊弥は手帳を
持つ手にグッと力を
込めた――…。





     ☆☆☆☆☆





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