オフィスの甘い罠
ホントはとっくに気づいてる。
柊弥が『迎えに来た』って
言ってくれた時も、今も。
心の奥底では、あたしは
柊弥の言葉を嬉しいって
思ってる。
もちろん待ってたつもり
なんてない。
本当にもう二度と会わない
つもりだったし、会社に
戻るつもりもなかった。
だけど柊弥がまだあたしを
求めて、探してくれて。
そして今、戻って来いって
言ってくれるその言葉に
――あたしの胸は震え、
涙があふれそうなくらいに
喜んでる。
あたしは、嬉しい。
だけど……だけど、
やっぱり……。
「――お願いだから、もう
あたしの前に現れないで。
あたしは……もう、アンタ
とは関わりたくないのよ――」
これ以上あたしを――
あたしの世界を、
変えようとしないで。
柊弥が『迎えに来た』って
言ってくれた時も、今も。
心の奥底では、あたしは
柊弥の言葉を嬉しいって
思ってる。
もちろん待ってたつもり
なんてない。
本当にもう二度と会わない
つもりだったし、会社に
戻るつもりもなかった。
だけど柊弥がまだあたしを
求めて、探してくれて。
そして今、戻って来いって
言ってくれるその言葉に
――あたしの胸は震え、
涙があふれそうなくらいに
喜んでる。
あたしは、嬉しい。
だけど……だけど、
やっぱり……。
「――お願いだから、もう
あたしの前に現れないで。
あたしは……もう、アンタ
とは関わりたくないのよ――」
これ以上あたしを――
あたしの世界を、
変えようとしないで。