コスモス


……………

「あ~っ!食った食った!」
「タケ、お前食い過ぎだろ」
「タケ君3杯も食べてたもんっ」

昼下がりのロッジの庭で、僕たちは作った昼ご飯を食べ終えた。メニューはもちろん、定番のカレー。

女の子たちがいてくれたおかげで、随分美味しいカレーが食べれた。

もちろん僕たち男組も手伝った。
皮をむいたり皮をむいたり皮をむいたり…。
まぁ、ぶっちゃけ役には立ってないだろう。

そして僕は、きっと誰より役にたってない。


明日可のエプロン姿が気になって、作業に集中できなかった。

我ながら、バカだと思うけど。



食器を洗って後片付けを済ました僕たちは、再び庭に集まった。
お腹もいい具合にふくれた僕たちは、それぞれ青空の下、のんびりとくつろぐ。

僕はカズと並んでベンチに腰かけていた。
庭の真ん中のテーブルで、女の子三人と野郎二人がトランプで盛り上がっている。

「誰が強いと思う?」
「とりあえず、野郎二人は絶対負けるな」
「あ、やっぱり誠二の負け」
「うわっ、彼女に負けるとか悲惨~…」
「おいこらっ!そこうるさいっ!」

実況中継をしていた僕とカズに向かって、負けた誠二が叫んだ。
思わずみんな笑う。

穏やかな昼下がりだった。


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