終ワラナイモノ①
「莉奈は俺が嫌い?」
『そんなワケない…でも』
あたしは拓弥の背中に手を回した。
「俺は恋愛対象に見られないってこと?」
『昔から一緒にいた幼馴染みを恋愛対象には出来ない』
「それって、拓海のことも否定してるよ?やっぱり拓海の事も叶わぬ恋ってヤツなんじゃない?」
『……違っ』
「何が違うの?たとえ莉奈が恋愛感情で拓海のことを好きだとしても、拓海が莉奈のことを恋愛対象として見ていなければ、それはいつまで経っても叶わない恋だよ?」
『分かってる』
「だから俺と付き合って証明させない?」
『そんなワケない…でも』
あたしは拓弥の背中に手を回した。
「俺は恋愛対象に見られないってこと?」
『昔から一緒にいた幼馴染みを恋愛対象には出来ない』
「それって、拓海のことも否定してるよ?やっぱり拓海の事も叶わぬ恋ってヤツなんじゃない?」
『……違っ』
「何が違うの?たとえ莉奈が恋愛感情で拓海のことを好きだとしても、拓海が莉奈のことを恋愛対象として見ていなければ、それはいつまで経っても叶わない恋だよ?」
『分かってる』
「だから俺と付き合って証明させない?」