続・らっく!!【完結】
『っあ…いやっ!!』
俺から顔を背け、ぜえぜえと苦しそうに息をする美弦が憎らしかった
そんなに俺が嫌かよ…
「こっち向けよ。」
許さないから…
俺から逃げようとするなんて…
離れようとするなんて許さない
『いや…やだっ!!離してぇっ!!』
俺は抵抗する美弦の手首を頭の上で纏めた
美弦の声は俺の耳にもはや聞こえなかった
ただ美弦は俺のものだって体に刻みこみたかった
愛してる…っ…
壊れそうなほど…っ…
俺は自分の欲望を満たすためだけに美弦の身体を愛撫した
首筋…胸…太腿の内側…触れる度にビクッと反応する
このまま抱いてしまおう…
俺の中の悪魔がそう囁いた
その時だった