らっく!!



「白石っ!!ホントにこいつに出来んのかよ!?」


アクセの男は茫然と立ち尽くす私の胸ぐらを掴み、喚いた。


「嫌でも…やらなきゃどうなるかわかってんだろ?あっ!!それともバラして欲しい?」


私は大きく首を横に振った。


嫌っ!!


そんなことしたらもう一緒にいられなくなるっ!!


「だったら大人しく言うこときけよっ!!」


アクセの男は私を床に叩きつけ、脇腹を蹴った。


「っ…!!」


声にならないほどの痛みが全身に走る。


泣きたくなくても生理的に涙が出そうになった。


でも…耐えた。





「高屋と別れてくれて好都合だったな」




茶髪の言葉に私は目を見開いた。


白石はあっそーだと呟いて私の髪を引っ張って顔を上げさせた。


「あの時あんたに言ったことはホント。高屋がマジだからあんたを使えば都合がいいと思ったんだけどな。でも高梨家の隠し子って方がもっと魅力的だよね?」


ん?と顎を捉えられる。


「騙した訳じゃないよ?」


白石は笑いながら私の頭を床にたたきつけた。



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